猫の保険は入るべき?我が家の体験談をご紹介!

こんにちは、べのたいです。
今回は猫の保険についての体験記です。

こんな人にオススメ!

  • 猫を飼い始めたけど保険に入っていない人
  • これから猫を飼い始める人
  • 猫の保険事情が気になる人

ちなみに結論からお伝えすると、猫の保険は入っておいた方がいいと思います。

筆者自身、数年前に飼い猫の病気を経験しました。

実際の治療費やその際に感じたことなどの実体験を絡めて理由をお伝えできればと思います。

ぜひ最後までご覧ください。

目次

猫の保険に入ったことで貰えた保険金の額

はじめにみんなが気になるお金の話をしておきます。

我が家の場合は、猫の病気発症後から約2年間で以下の治療費と保険金が発生しました。(保険は治療費を7割負担してくれるものに入りました)

期間治療費貰えた保険金
1年目
(2020年12月〜2021年12月)
約42.5万円約29万円
2年目
(2021年12月〜2022年12月)
約7.5万円約5万円
合計
(1年目+2年目)
約50万円約34万円

※治療費は基本的に病院代ですが、1年目は在宅酸素機器のレンタル代(5ヶ月分)も含まれています。

べのたい

「治療費高っ……!!」と感じましたか?

もちろん50万円が大金であることに変わりはないのですが、知人に話したところ「安く済んでよかったね〜」といわれたことがあります(その知人は飼い猫の心臓の手術で一気に100万円がかかったとのこと……)。

人間の医療費は負担が一部で済んだり、高額の場合は医療費控除のような制度がありますが……

猫の場合は基本的に医療費は全額負担。全然守られていないんですよね(社会保障的な意味で)。

だからこそ飼い主である私たちが、いざというときの治療費についてしっかり考えていく必要があります。

↑上の写真は100均のマットとビニールカーテンで手作りした酸素BOX。飼い主の不器用さが伺えるデザイン。

猫の保険に入った経緯

我が家の場合は、夫が飲み会でペットの話になった際に上司から「無保険なら絶対入っておいた方がいいよ」とアドバイスを頂いたのがきっかけでした。

その後すぐに保険に入り、なんとその約1ヶ月後に病気が発症しました……

べのたい

もしあの時保険に入っていなかったら……と思うと恐ろしいです

保険を契約してから適用されるまで大体1ヶ月くらい猶予期間?のようなものもあるんですが、その期間以降に発症したので本当にギリギリのところで保険が適用されました。

参考までに、我が家はSBIのいきいき少額短期保険のプラン70のスタンダードを契約してます。年間まとめてクレジット払いで3万円かからない金額だったと思います。

猫の保険金請求の流れ

我が家の猫が入っている保険(SBIいきいき少額保険)の場合は、以下のような流れで保険の請求をしました。

まあ、人間の保険請求の流れとほぼ同じです。

病院や治療機器レンタルの領収書などは必ず取っておきましょう!

STEP
保険請求のダイヤルに連絡する

ペットの名前や保険証券番号、症状の経緯などを電話口で伝えました。

STEP
保険の請求

電話の数日後に保険請求用の資料が送られてきます。

資料に必要事項を記入し、病院の領収書をつけて返送しました。

STEP
保険金が口座に入る

初回請求時は請求から入金まで少し時間がかかりました。余裕を持った請求が吉です。

ちなみに我が家のケースでは、動物病院で購入したエサ代や在宅酸素機器レンタル時の機器搬送代は保険の適用外でした。

(参考)猫の病気について

参考までに我が家の猫が罹った病気についてもお話ししておこうと思います。

我が家の猫は5歳の頃に、FIP(猫伝染性腹膜炎)という致死率がほぼ100%の病気を発症しました。

発症当時の猫の状態としては、

  • 食欲不振(いつも犬のように勢いよく食べるエサにも食いつかない)
  • 普段に比べて動きが鈍い
  • 呼吸の回数が多すぎる(猫は1分間に20〜30回が普通のようですが、当時は1分間に120回ぐらい呼吸をしておりかなり多かった)

このような感じでした。

FIPは1歳未満の小さな子猫がよく罹る病気のようですが、幸い大人の猫で体力もあったおかげで一命を取り止めました。

具体的な治療の経過としては、

  1. 2日間、ICUで呼吸や体力の状態を見ながら検査(検査中に命を落とす可能性があることを宣告される)
  2. 胸膜炎で肺に水が溜まっていたため水を抜いてもらう(呼吸の回数が落ち着く)
  3. 退院し、自宅で酸素室に入りながら療養(5ヶ月間)
  4. 少しずつ食欲・体力回復
  5. 約半年後には元の状態に(3ヶ月に1回程度の定期通院あり)

こんな感じでした。

なんだか食欲がないみたいだなというタイミングで、呼吸数が異常に速いことに気づいて急いで病院に行けたのが本当に良かったです。

猫を飼っている方はこの話を頭の片隅に入れておいていただけたら嬉しいです!

おわりに

ここまでご覧いただきありがとうございました!

現在は治療を頑張った甲斐もあり、我が家の猫は元気です。(1歳児に翻弄される日々ですがw)

この記事がこれから猫をお迎えしたい方、すでに飼っている猫の保険をどうしようか悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。

いざという時のリスクも考えつつ、猫と楽しい暮らしが出来たらいいですね!

(プチ宣伝)

最後に猫繋がりで少しだけ推しの宣伝です。

私が最近注目しているLLAC(Live Like A Cat)。

こちらは「猫のように生きる」がテーマのNFTプロジェクトです。

リードデザイナーは森猫うむ子さん!まさに我が子を”産む(うむ)”かの如く魂の込めた作品作りをされています。

うむ子さんが描く猫たちは可愛いのはもちろんですが、作品の世界観がとにかく深いんですよね……日本特有の神道や縄文思想などが反映された作品もあります。深すぎてここで一言では語れない。

興味を持った方はぜひ、同じくLLACで公式資料やグッズのデザインを担当されているデザイナーのちふねこさん解説記事を読んでみて欲しいです。

LLACに関する分かりやすい解説&プロジェクトに関わってきた実体験が語られており、読んでいてとても面白かったです。

思いのほか宣伝が長くなってしまいました笑

保険の話と併せて知っていただけたら幸いです!

べのたい

それではまた!

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この記事を書いた人

子育て奮闘中のカンガルー。こんにゃくゼリーが好きです。

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